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軽井沢の歴史を簡単にまとめると・・・

世界中の多くの方に知られる町となった長野県は軽井沢町。

どのようにしてここまで有名になったのでしょうか。


この記事では実は知らなかった軽井沢のことがわかるようになるので、

友達にプチ自慢ができちゃいますよ!


4つの年代に分けた目次は下記です。

■明治時代以前の軽井沢

■明治時代の軽井沢

■戦後の軽井沢

■現在の軽井沢


■明治時代以前の軽井沢

 軽井沢にはなんと縄文・弥生時代の頃から人が生活していたと言われています。

当時の人々が使用していた石器などが発見されていることから、考古学の専門家達から注目されている土地のようです。

 理由として、多くの鳥獣や草木があり、食に不自由しない環境があったからだと言われています。

 そしてその時代に有名なヤマトタケルとも関係があります。

 西暦だと110年の頃のお話で、今が2018年なので1900年ほど前というとてつもなく昔の話です。

 ヤマトタケルが軽井沢付近の山で迷ってしまった時に、サッカー日本代表のユニフォームにもある足が3本あるカラス「八咫烏(ヤタガラス)」の導きによって難を逃れたので、感謝を込めて「熊野皇大神社」を作ったとされています。

 熊野皇大神社は軽井沢の碓氷峠という場所にある、群馬県と長野県の県境に位置する神社です。

 地元でもパワースポットとして有名でお正月は初詣で行列ができます。

時代は変わって平安時代。

 源頼朝が軽井沢にほど近い押立山で鷹狩りをしていたと知られています。

 プリムローズのある南軽井沢レイクニュータウンの近くに馬越、馬取という地区があるのですが、源頼朝の馬が逃げたのが馬越で捕まえたのが馬取でそれが由来となっていると聞いたことがあります。


■明治時代の軽井沢

 軽井沢が現在の避暑地軽井沢として有名になったのは明治時代です。

 1886年(明治19年)に、カナダ出身の宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーさんがたまたま軽井沢を訪れたときに、軽井沢の自然と過ごしやすさが大好きな母国の土地トロントに似ていると感銘を受け、それ以来セカンドハウスとして住むことになったのです。

 それが別荘の始まりとも言われています。

 それからはショーさんが自分の友人を呼ぶことで多くの外国の方に親しまれるようになり、さらに碓氷峠に鉄道ができたことで人の往来が盛んとなり盛り上がりを見せることになりました。

 人が増えたことで次第にホテル業を営む人が出てきたり、土地を買って別荘を建てる人が増えてきたりと人口自体が増えていき、その過程でレジャー施設としてテニスコートやゴルフ場、乗馬場などが次々と作られました。


■戦後の軽井沢

 戦後間もなくはどの施設も進駐軍の保養施設となっていましたが、住民の働きかけなどがあり、次第に開放されていきました。

 当時は夏の避暑だけが目的に利用されていた軽井沢でしたが、冬にも人を呼び込むために、スケート場が作られ冬のスポーツの場としても盛り上がりました。

 大きく盛り上がったのがオリンピックでした。

 軽井沢は1964年の東京オリンピックで馬術競技の会場に、1998年には冬季オリンピックのカーリングの会場として開催され、夏冬両方で開催された唯一の都市となりました。


 1970年代頃は特に大きな軽井沢ブームが起こっていました。

 この頃大規模別荘地としてレイクニュータウンの建設が始まり、現在はレイクガーデンとしてバラ園になっていますが、人口湖のレマン湖が作られました。

 レマン湖を囲むように、多くのショッピング施設などが作られ、代表的なお店だと三越ファッション館という現在の三越伊勢丹の店舗が建てられました。

 この三越ファッション館はフランスのお城をモチーフにしていたため軽井沢レイクニュータウンの雰囲気が総括して西洋な感じになっていました。


 しかしバブル期に入ってくると海外旅行ブームが起こり、軽井沢への旅行者数は減っていき、多くの店舗や事業者が撤退していくことになったのです。



■現在の軽井沢

 1995年に軽井沢アウトレットがオープンし、20009年には星野温泉にハルニレテラスがオープンするなど着実に観光客の心を掴む施設が生まれ、更には海外からの訪日観光客の流れもあり、再び人気が戻ってきました。


 1970年〜80年頃にはジョン・レノンが毎年のように軽井沢に滞在していたり、マイクロソフト社のビル・ゲイツが別荘を建てたりと多くの有名人からも密かに好まれている町です。


 現在では、観光、ショッピング、宿泊、ゴルフと様々な目的で多くの方に親しまれるようになりましたが、それは多くの歴史のうえに成り立っているのだと思うとまた軽井沢のことが好きになりますね!


 まだまだ紹介しきれない軽井沢の歴史がありますので、是非調べてみてください!



参考サイト

https://karuizawa-kankokyokai.jp/knowledge/235/


http://www.onsen-ryokou.com/area02/karuonsen2.htm


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%BD%E4%BA%95%E6%B2%A2


https://www.karuizawa.co.jp/history/

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